

自閉症のこと、「すずちゃんののうみそ」のこと
私の息子は、知的な遅れと自閉傾向のある7歳の男の子です。 生まれたときはまるまると太った元気な赤ん坊で、1歳まで通常の発達曲線をたどる、良く笑うかわいい赤ちゃんでした。 1歳半を過ぎる頃から、あんよと言葉が遅いのが気になり始めましたが、市の発達検診で「個人差があるから。目も合うし良く笑うし大丈夫だよ」と言われて安心していました。 しかし結局、3歳になるころに「発達遅滞」と診断されました。 「発達遅滞」といわれてもピンとこない私は、 「そうか〜発達遅滞か〜、療育を受けたり家庭で頑張れば、追いつく日がくるんだろうな」と思っていました。 ところが2歳まで出来ていたことがどんどんできなくなったり(笛が吹けなくなったなど)、 出始めていた単語がひとつ、ふたつ、と消え始め、意味をなす言葉を口にしなくなり、なんだかおかしな仕草や行動がひとつずつ増えていきました。 発達遅滞という診断名から、私の頭からすっぽり抜け落ちていた「自閉症」についての本を初めて図書館で手に取り、読んでみると息子にあてはまることが多く、それから私は自閉症についての本を読みあさりました。 主


きいろ、きいろ
気がつけば! クリスマスも年末のご挨拶も新年のご挨拶もしないまま、2月に突入したブログです。大変失礼しております。 去年の9月ごろから、ずっと光について考えていました。
それもやっと終わり、お見せしたい新しい作品がちゃくちゃくと仕上がりつつあります。 作品としてかたちになるのは嬉しいことだけど、それについて考えていた時間の終わりもさみしい。 今年の新作の手製本のタイトルは、「ひかり」です。 詩画集のようなものになりました。 この和紙造形画を活かして、いろんなアイテムに落とし込んだり、 この詩の世界を表現したくて、オーナメントなどを漉いています。 まぶしいくらいの黄色。やさしい黄色。今年の私のテーマカラーは黄色です。 まずは、3月の企画展にて初お披露目致します。 それまでまた水面下に潜り、もくもくと制作を進めていきますぞ。 詳細は後日お知らせ致します。 楽しみにしてくださっている方が、ひとりでもいらしたら幸せ。