

ふりつもる
ほんのすこし風に肌との気温差がうまれてきました。 赤トンボがヒュイっヒュイっと目の前をよこぎってゆく。 もうちょっとしたら、秋の気配が感じられるでしょうか。 日本橋ヒナタノオトさんで開催中の五人展ですが、そろそろ折り返しに入ります。 今回展示している「つもるひと」について、ブログで書こう書こうと思いつつ、制作に明け暮れていて今頃になってしまいました。 この作品のいりぐちについては、ヒナタノオトさんのブログにも書いていただいています。 ヒナタノオト→☆ 老いることを、そのさきにある死のことを、最近よく考えます。 自分も人生の半分くらいを生きたからでしょうか。 生命力あふれたこどもたちと過ごすことが増えたからでしょうか。 老いは美しいなあと思うのです。 たくさんの年月を重ねて、経験を重ねて、
感じたこと 出会ったひと たどった場所
降り積もるように時が重なって、
感受性や誰かへの理解も、深く深く厚みを増して、
それでもなんてことない顔で日々過ごしている、そんな老いは美しい。
とはいえ、老いていく最中のわたしには、やはり老いは恐ろしい。 未


夏のヒナタノオト
毎日とろけそうに暑いですね。 あと一ヶ月以上もこの気温が続くのかと思うと軽く気を失いますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 先日、市川まで出かけ、今年の秋に参加する「工房からの風」の勝手に現場検証。 これぞ生命力!パワー全開!な濃い緑と蝉の声に背中を押されながら、秋に向けてあれやこれやと汗だくで検証しました。 さて、8月7日より、日本橋ヒナタノオトさんで展示が始まります。 私は新作の「つもるひと」という絵本と原画、ポストカードやレターセット、ブローチなどご用意しました。 ブローチは小さな原画そのものです。部屋の壁に飾るように、胸元に「つもるひと」の原画を飾って歩いてくれたらうれしいなあと思っています。 徒歩6分ほどの日本橋三越本館5階では、時を同じくして「工房からの風」に関わる作家50名の美しい作品を拝見することができるそうです。まさに、がんぷくがんぷく!私も伺うのが楽しみ。 ぜひあわせておでかけくださいまし。 ヒナタノオト→☆ 「工房からの風」からー50人のクリエーション→☆